掃除と片付け

今日は、朝から夕方前まで、ひたすら掃除と片付け。
自分にしては非常に珍しく、部屋に人が来るから仕方がなく。
これは、浮ついた話では全くない。
来るのは不動産管理会社の人だし。

 

普段は、いわゆる汚部屋。
片付けした結果、かなり久し振りに、ドアから机まで歩くルート以外にある畳が、その姿を現した。
片付けをしながら、畳の上に層を作っていたものたちを確認した感じでは、畳が出てきたのは3年ぶりくらいか。

 

こう書いていると、自分は駄目な奴だ、とあらためて思う。
自分は、こういう機会でもないと、部屋の掃除や片付けを全然しない。
一応、人が来るからと、掃除と片付けをやるだけの体面というか、恥ずかしさを感じる感受性なり世間体はある模様だ。
それがあるだけでも、まだマシなのか?
開き直って「これが自分の部屋だ、文句あるか」とは、さすがにできない。


そして、一旦始めさえすれば、無心になって延々と掃除と片付けをしてしまう。
掃除と片付けをしていて、だんだんきれいになっていくのが、楽しいのは事実。
だから、掃除と片付けそのものが嫌い、というわけではないのだろう。
でも、その始めるためのトリガーを、なかなか自分から引けない。
多分、掃除と片付けが、自分にとって習慣や当たり前になっていないから。
部屋の中には紙が多いから、全部スキャンして画像にしてしまえば、もっとましになるのだろうか。
だが、その後はHDDがぐちゃぐちゃになるだけなのだろうか。

 

自分の家…というか部屋は、基本的に食べて寝る場所でしかない。
それ以外だと、本を読む場所?
本はずっと前に電子書籍へ切り替えたので、物理的にどこにあるかを気にしなくてよくなって久しい。
だから、部屋がぐちゃぐちゃでも自分は気にならない。

 

まあそれでも、世間一般で、稼働時間の管理が厳しくなる前に比べれば、自分の生活はずいぶん変わったとは思う。
何と言っても、自炊をしているからなぁ。
この自分が。
血圧管理が目的とは言え。
でも、仕事に向き合う姿勢は、昔から全然変わっていないわけで。
それは習慣というよりも、習性とでもいうものだろうか。
その習性は一生変わらなさそう。